日記
2008-02-07 23:57:22
461 へんなおはなし
何だか、幼稚園の子のお話が続くのですが、今日レッスンに来てくれた、幼稚園年長組の男の子のお話
「あさってはっぴょうかいなんじゃ」
どうやら、彼の通っている幼稚園で、保護者の方々をお客さまに迎えての、発表会があるらしいのです。
「あしたのあした」ではなく、「あさって」という言葉が使えるようになったんだなあ
としみじみ思いつつ、聞きました。
「○○くんは何をするん?」
「うたとげきとがっそうじゃ」
「歌と劇と合奏か、ええなあ!。劇は何のお話をするん?」
「う~ん、なんか、へんなおはなし」
「へんなお話し
。むかしむかしあるところに、へんなおじいさんと、へんなおばあさんがおりました。そこへへんな桃がどんぶらこ、、、」
「ちが~う
」
「○○くんは何の役なの?」
「くまさん!」
「良かった!。ふつうじゃん!。他にはどんな役があるのかなあ?」
「やくにんと、ちゃのみろうじん」
「役人と茶飲み老人
」
くまさんも詳しく聞くと、「村人の熊五郎さん」なんだそうです。
幼稚園児の熊五郎、お役人様、そして茶飲み老人。
けっこうシブい配役の劇みたいです


どうやら、彼の通っている幼稚園で、保護者の方々をお客さまに迎えての、発表会があるらしいのです。
「あしたのあした」ではなく、「あさって」という言葉が使えるようになったんだなあ















くまさんも詳しく聞くと、「村人の熊五郎さん」なんだそうです。
幼稚園児の熊五郎、お役人様、そして茶飲み老人。
けっこうシブい配役の劇みたいです

2008-02-05 23:02:29
459 ごはんとお茶碗
今日、レッスンに来てくれた4歳の女の子
ちょっと緊張している様子だったので、世間話をしてみました
「○○ちゃんは、幼稚園はおべんとう?きゅしょく?」
「おべんとう
」
「どんなおべんとうなのかなあ
」
「ごはんとおちゃわん」


「ごはんとお茶碗
」
なんだか、どうなっているのか想像できず、かといって大真面目で語る4歳の子相手にムキになる自分の姿も、きっとカッコ悪い、、、。
ごはんと茶碗が何なのか知りたい好奇心、4歳なりの真剣さを傷つけてはいけない思いやり、そして4歳児に負けたくない大人のささやかなプライド、そんなさまざまな思いが交錯しました。
で、結局、好奇心に勝てず、聞いてみました
「ごはんとお茶碗って、どうなってるの
」
聞くと、本当にごはんとお茶碗を持って行き、幼稚園手作りのお味噌汁をもらって食べるそうです
幼稚園のお味噌汁がとってもおいしい事が、その子の満面の笑顔から伝わってきました
ちょっと幸せでした

ちょっと緊張している様子だったので、世間話をしてみました











なんだか、どうなっているのか想像できず、かといって大真面目で語る4歳の子相手にムキになる自分の姿も、きっとカッコ悪い、、、。
ごはんと茶碗が何なのか知りたい好奇心、4歳なりの真剣さを傷つけてはいけない思いやり、そして4歳児に負けたくない大人のささやかなプライド、そんなさまざまな思いが交錯しました。
で、結局、好奇心に勝てず、聞いてみました



聞くと、本当にごはんとお茶碗を持って行き、幼稚園手作りのお味噌汁をもらって食べるそうです

幼稚園のお味噌汁がとってもおいしい事が、その子の満面の笑顔から伝わってきました

ちょっと幸せでした

2008-01-30 22:47:21
453 190センチ
今日レッスンに来てくれた、幼稚園年長さんの女の子
きれいな赤い靴を履いてきました
「かわいい靴じゃなあ」
「いつものくつは、よごれたからあらってもらいよんじゃ」
「雪で遊んでよごれちゃったのかな?」
「ちがう!おそとであそんだらよごれたんじゃ」
そこには微妙な違いがあったようです
「このあかいくつとおんなじ、20せんちのももっとるよ」
「二つも持っとるのか~。ええなぁ。今日履いてるのは何センチなん?」
「190せんちじゃ!」
見ると、靴底に「19.0」と書いてありました

きれいな赤い靴を履いてきました





そこには微妙な違いがあったようです




見ると、靴底に「19.0」と書いてありました

2008-01-25 00:03:45
435 風林火山
今日レッスンに来てくれた小学2年生の女の子
「あっ!風林火山じゃあぁぁ~
」
そこは階段2階の踊り場。
そこには、ある生徒さんから頂いた、小さな額が飾ってあります。
額には僕の大好きな言葉、「風姿花伝」の文字があります
風林火山を知っている2年生もシブくてステキですが、誤りを教えるべきか、0,1秒の素早い思案の後、そこは余裕たっぷりに、「うん、風林火山ええじゃろ~」って言って、大人の大きさを示しておきました
後年、その子が大きくなって「風林火山ではない!」と、気が付いたら、「先生、これは風林火山じゃねえんで」って、親切に教えられるかも知れません。
それもまた楽しみです

「あっ!風林火山じゃあぁぁ~

そこは階段2階の踊り場。
そこには、ある生徒さんから頂いた、小さな額が飾ってあります。
額には僕の大好きな言葉、「風姿花伝」の文字があります

風林火山を知っている2年生もシブくてステキですが、誤りを教えるべきか、0,1秒の素早い思案の後、そこは余裕たっぷりに、「うん、風林火山ええじゃろ~」って言って、大人の大きさを示しておきました

後年、その子が大きくなって「風林火山ではない!」と、気が付いたら、「先生、これは風林火山じゃねえんで」って、親切に教えられるかも知れません。
それもまた楽しみです

2008-01-19 22:34:39
429 みろくの里
今日レッスンに来てくれた小学1年生の男の子との会話です
先日出かけた山陰のささやかなお土産を、生徒さんみんなに渡しています
その男の子にもお土産を渡すと
「あんなぁ、オレも26んち、りょこうにいくんじゃ」
「ええなぁ!どこに行くの?」
「って、みろくのさと!こどもかいでいくんじゃ」
「へえ~。ほんじゃ行ってみんなで遊ぶんじゃな」
「なにをするかは、わからん!」
「遊ばんの?」
「わからん!」
「みろくの里って、何があるの?」
「わからん!」
わからない情報だらけの彼でしたが、ひとつはっきりしたお返事がありました
「ええなあ、楽しみじゃなあ」
「うん!たのしみじゃ
」
何があるかはわからなくても、楽しい事が待っているに違いない夢いっぱいのお返事でした

先日出かけた山陰のささやかなお土産を、生徒さんみんなに渡しています

その男の子にもお土産を渡すと









わからない情報だらけの彼でしたが、ひとつはっきりしたお返事がありました




何があるかはわからなくても、楽しい事が待っているに違いない夢いっぱいのお返事でした
