日記
7086 奇跡の白いピアノ!
先日の日曜日のこと。
午前中に広島の浜松ピアノ社さんに生徒さんのピアノを探しに行きました。
無事本当に素晴らしいピアノと出会い、、、
そしてっ!
生徒さんが選ばれたそのピアノとは別に、もう一台、素晴らしい一台がありました。
それが、

これ!
アメリカブランドのピアノ「ワイマン」の一番小さな、高さ110センチのアップライトピアノ。
ワイマンは日本では浜松ピアノ社さんだけが扱っている(確かそうでした、、、?)ピアノ。
サイズを超えたどーんと低い低音、バランスの良いおおらかな響きがあって、デザインもオシャレ。
山本あきひこのぴあの教室の生徒さんにも持っておられる方がおられます。
そのホワイトモデルは、僕が知る限りでは日本に3台!
その1台!
マットな白は、

本当に上品。
見た目からバラエティー部門のピアノっぽいかもしれないのですが、音色が本当に素晴らしい!
タッチも良く、響きのバランスも素晴らしく、低音が太い!
実用ピアノとしての実力十分!
そして、

どこまでもオシャレ!
鍵盤蓋は、

アメリカのピアノらしく、

日本では珍しいスライド式!
この素晴らしいピアノ、

¥498,000円(税別)っ!
少々の汚れは実は普通の消しゴムで消せます!
弾いた印象が本当に良かったので、音が良い白いピアノをお探しの方に超おススメです!
ご興味あられる方がおられましたら、ぜひ広島の浜松ピアノ社さんへお問い合わせください(^O^)/
7082 生徒さんのピアノを探しに広島へ!
保育園年長組さんの男の子。
今までは「おもちゃのぴあの(彼談)」で頑張っていました。
ご両親が「そろそろ本物のピアノを買ってやろうかと、、、」と僕にご相談下さいました。
ネットで色々調べて下さっていて、いくつかの候補をご提示くださいました。
その上で「もし先生のお勧めがあれば教えて頂きたいです」とお話し下さり、、、
調べてみると、、、
あるっ!
広島の老舗ピアノ屋さん「浜松ピアノ社」さんのホームページにとっても魅力的なピアノを見つけました!
広島の浜松ピアノ社さんは、今までに山本あきひこのぴあの教室のピアノはもちろん、生徒さんたちのピアノもたくさんお世話して頂いている安心のピアノ屋さん。
社長さんは3代続く技術屋さん(調律師さん)で、中国地方唯一のスタインウェイ正規ディーラーさんでもあります。
ピアノを仕入れる社長さんのピアノの目利き、間違いなし!
昨日、生徒さんのご家族にお時間を頂いて、現地集合で広島へ行って来ました!
いざ出発!
新幹線、楽しいなぁ!
あっという間に広島到着!
お店の前で生徒さんのご家族と合流して、いざ入店っ!
スタインウェイやボストンはじめ、古き良き時代のピアノ・エストニア、旧東ドイツのチンメルマン、コアなファンも多いクロイツェル、アメリカのワイマン、チェコのペトロフ、ドイツのザイラー、オランダの、、、忘れた!
他にも世界中のピアノメーカーのピアノの中から、社長さんのメガネに適った個体のみが店頭に並べられています。
その中に、、、
日本の大橋ピアノの流れを今に残すディアパソンのアップライトピアノがありました。
お目当てはこれ!
実際弾いてみると、、、
優しい、、、そして、明るい!
他の色んなピアノと弾き比べてみて、
父:「これがいいと思います」
母:「私もこれが好き」
そして、

決定っ!
深いけど何故か明るさも感じる優しい色合いの木目のピアノ。
音色のまんまだ!
佇まいも素敵です!
ご家族の想い出のお時間に立ち会わせて頂けて恐縮でしたが光栄で、、、。
このピアノでますますピアノ楽しんでね!
お世話して下さった浜松ピアノの皆様、ありがとうございました(^O^)/
603 思い出の

生徒さんのお母さんが3歳の頃に買ってもらったピアノで、ヤマハのU1。
今のヤマハの最新製造番号(600万台)より一ケタ少ない、まだ55万番台の、歴史あるピアノでした

お世話になったのは、いつも通り「岡山ピアノ調律センター」の恒次さん。
調律を済ませた後、ハンマーを薄く皮を剥く(むく)ように削り、ハンマーにちょっとだけ針を刺して整形し、アクションの部品同士のかみ合わせの調整、鍵盤の高さの調整、埃(ほこり)ですすけた弦を磨きます。
掃除機とハケ、途中から細いハケ、それでも入らないところは筆を使い、ピアノ内部の埃の大掃除をされていました。
こちらのお家のピアノは、メンテナンスをきちんとすれば、あと40年くらいは使えるそうです。
娘さんたちに合わせて、実はお母さんもピアノを再開されているとか

ご家族の一員として、かわいがってもらえますように
507 レスター

このピアノは、レスターの中でも上級機種だったらしく、鍵盤蓋の内側の「LESTER」の文字は、ブロック体ではなく飾り文字、ピアノ内部のフレームには、こんな装飾が施されてありました
506 思い出

今日、ある生徒さんのおうちにお邪魔してきました

そのお家にあったのは、小川楽器製造のレスターというピアノです。
小川楽器は今はもうなく、大橋ピアノのディアパソンのように、他のメーカーに引き継がれる事も無かったので、今では少数派のピアノです。
今回のレスターは、推定約40年以上前のもので、ハンマーはグラグラで先はつぶれ、チューニングピンや、ピアノ弦にはサビが出ています。
でも、古い響板は飴色になり、よく響きます。
鍵盤は、1枚物ではなくつなぎはありますが象牙で、状態は悪くないです。
お家の方の思い出もたくさんあるそうです。
なので、復活修理決定

いつもお世話になっている「岡山ピアノ調律センター」の恒次さんにお願いし、復活修理をしていただく事になりました

この写真の後、ピアノの中身をごっそり外し、箱と弦だけに

中身は工房へ持って帰られました

20日に中身は完成します。
その後、何度か調律をして、音色も復活へ。
どんな風になるのか、とっても楽しみです