日記
2008-03-04 22:57:29
    493 湿度38%
      去年の春、ピアノの部屋を新しいエアコン(湿度コントロール機能付き!)に変えました
それは、楽器のために買い替えたのですが、梅雨も、夏の間も、秋も、ピアノの部屋の湿度を、ずっと約40%に保ってきました
すると
この冬の間に、ピアノの部屋の湿度が下がり過ぎ、低いときは20%台に
ピアノの音が「カーン」と硬くなりました。
慌てて、空気清浄機に付いている、加湿機能を初めて使い、何日かかけて、あわせて10リットル分くらいの水分を部屋に放しました。
加湿開始直後は、なんか、ピアノの音が「ぼわ~」っと鳴ったり、調律が狂ったりでしたが、一昨日あたりから、部屋の湿度が38%で安定するようになりました。
そしたら、きれいな音色が復活
スタインウェイ社の方が、「湿度の変化にはとっても弱いです 」と言っておられたのですが、本当にその通りでした
」と言っておられたのですが、本当にその通りでした
ボストンピアノ(うちのピアノです)。手はかかりますが、樹脂系の新素材を使わず、昔ながらの木と鉄とフェルト(羊毛)で出来ているピアノです。
大切な生徒さんに触れてもらうピアノなので、今日も明日も明後日も、湿度計との睨めっこが続きます
それはまた、ピアノが職業の僕の楽しみでもあります 
    
  
それは、楽器のために買い替えたのですが、梅雨も、夏の間も、秋も、ピアノの部屋の湿度を、ずっと約40%に保ってきました

すると

この冬の間に、ピアノの部屋の湿度が下がり過ぎ、低いときは20%台に

ピアノの音が「カーン」と硬くなりました。
慌てて、空気清浄機に付いている、加湿機能を初めて使い、何日かかけて、あわせて10リットル分くらいの水分を部屋に放しました。
加湿開始直後は、なんか、ピアノの音が「ぼわ~」っと鳴ったり、調律が狂ったりでしたが、一昨日あたりから、部屋の湿度が38%で安定するようになりました。
そしたら、きれいな音色が復活

スタインウェイ社の方が、「湿度の変化にはとっても弱いです
 」と言っておられたのですが、本当にその通りでした
」と言っておられたのですが、本当にその通りでした
ボストンピアノ(うちのピアノです)。手はかかりますが、樹脂系の新素材を使わず、昔ながらの木と鉄とフェルト(羊毛)で出来ているピアノです。
大切な生徒さんに触れてもらうピアノなので、今日も明日も明後日も、湿度計との睨めっこが続きます

それはまた、ピアノが職業の僕の楽しみでもあります
 
    2008-02-24 23:47:15
    481 調律
      今日、去年の9月にボストンピアノを買われた生徒さんのお家の、ピアノ調律がありました
やっぱり、生徒さんのお家のピアノの状態は気になるのと、選定にご一緒させていただいたピアノということもあり、仕上がりを見てきました
ピアノがお家に来てから、もうすぐ半年
良い状態のピアノで練習するので、お子さんたちのピアノの弾き方が全く変わってきましたし、ピアノも前回調律では控えめだった低音が、とっても良く鳴るように育ってきていました。
お休みの日、時どきこうして生徒さんのお家のピアノを見にお邪魔する事があります。
ピアノの状態がご心配な生徒さんは、遠慮無くご相談ください。
時間を見つけて、見に参ります 
    
  
やっぱり、生徒さんのお家のピアノの状態は気になるのと、選定にご一緒させていただいたピアノということもあり、仕上がりを見てきました

ピアノがお家に来てから、もうすぐ半年

良い状態のピアノで練習するので、お子さんたちのピアノの弾き方が全く変わってきましたし、ピアノも前回調律では控えめだった低音が、とっても良く鳴るように育ってきていました。
お休みの日、時どきこうして生徒さんのお家のピアノを見にお邪魔する事があります。
ピアノの状態がご心配な生徒さんは、遠慮無くご相談ください。
時間を見つけて、見に参ります
 
    2008-02-16 23:06:40
    471 乾燥
      うちのピアノの部屋は、1年を通して、湿度を35~45%くらいに管理しています
それは楽器を良い状態に保つためなのですが、今日は特に空気が乾いているのか、湿度が20%台に
これは、ピアノにとってピンチです
とりあえず、鍋に湯を入れて、オイルヒーターの上に置いてみました
上手くいきますように 
    
  
それは楽器を良い状態に保つためなのですが、今日は特に空気が乾いているのか、湿度が20%台に

これは、ピアノにとってピンチです

とりあえず、鍋に湯を入れて、オイルヒーターの上に置いてみました

上手くいきますように
 
    2008-02-11 20:39:09
    465 調整完了

昨日に続けて、今日も丸1日、ピアノの調整作業でした

今日は、生徒さんたちが弾く方のピアノ、GP-178です

ハンマー位置(これが弦を叩いて音が出ます)、ダンパー(反対に音を止める役割をします)はもちろん、ハンマーを跳ね上げるのを助けるバネの強さの調整、その他数え切れない部品の調整でした

写真は、鍵盤を引き出して、持ち上げ、鍵盤が乗っているプレートとピアノの間に、本当に僅かな隙間(1ミリも無いのはもちろん、髪の毛1本分あるかないかのレベルです
 )を作る作業中の様子です。
)を作る作業中の様子です。ハンマーの調整では、1ミリと0.8ミリの間の0.2ミリをどうするかの攻防が続き、ある可動部分(鍵盤の弾き心地に関係します)は、習字に使う半紙の半分も無いような範囲で高さを微調整されていました。
ピアノ調律師さんのお仕事は、本当に神経を使う、大変な消耗作業の繰り返しだと感じました。
でも

これでまた、一段と良い状態のピアノを生徒のみなさんに弾いてもらう事が出来ます

GP-178、とっても弾きやすくなりましたよ

作業をしてくださった皆様、本当にありがとうございました
 
    2008-02-10 22:00:15
    464 調整中

今日は、ピアノの再調整初日です

鍵盤を引き出し、あれこれ(ピアノには、調整するネジや部品がたくさん×88鍵盤あります!ものすごい数です!)弾き心地に関する部分の設定を、より弾きやすくしていただきました。
色々な専門工具から、テフロン(フライパンなんかの表面加工のテフロンです)の粉末、紙テープ、ゴム、古新聞
 、果てはトンカチ
、果てはトンカチ まで飛び出し、とってもアナログ情緒たっぷりの作業が続きました
まで飛び出し、とってもアナログ情緒たっぷりの作業が続きました
GP-215は完成

明日はGP-178が待っています
 
     
        