日記
2008-02-11 20:39:09
465 調整完了
昨日に続けて、今日も丸1日、ピアノの調整作業でした
今日は、生徒さんたちが弾く方のピアノ、GP-178です
ハンマー位置(これが弦を叩いて音が出ます)、ダンパー(反対に音を止める役割をします)はもちろん、ハンマーを跳ね上げるのを助けるバネの強さの調整、その他数え切れない部品の調整でした
写真は、鍵盤を引き出して、持ち上げ、鍵盤が乗っているプレートとピアノの間に、本当に僅かな隙間(1ミリも無いのはもちろん、髪の毛1本分あるかないかのレベルです)を作る作業中の様子です。
ハンマーの調整では、1ミリと0.8ミリの間の0.2ミリをどうするかの攻防が続き、ある可動部分(鍵盤の弾き心地に関係します)は、習字に使う半紙の半分も無いような範囲で高さを微調整されていました。
ピアノ調律師さんのお仕事は、本当に神経を使う、大変な消耗作業の繰り返しだと感じました。
でも
これでまた、一段と良い状態のピアノを生徒のみなさんに弾いてもらう事が出来ます
GP-178、とっても弾きやすくなりましたよ
作業をしてくださった皆様、本当にありがとうございました