日記

2007-09-10 23:09:47

ピアノの選定

一昨日の土曜日、生徒さんのお家のピアノの選定をしました見る

産まれて初めてピアノの選定をしたのは大学生のとき、ヤマハの浜松工場の選定ルームでした。工場のピアノ製造過程を見学した後、選定ルームへ行きました。
同じ型のグランドピアノが4台並べられていて、最初の印象通りで決めたところ、工場長さんが「私もきっとこれを選びます」と言ってくださったことが嬉しかったのを覚えています。

今回はボストンピアノの選定ルーム。

ボストンピアノの場合、本当はアップライトピアノは2台から選定らしいのですが、出荷の関係でたまたま3台からの選定になりました拍手

左端の1台。
ぱっと音はなりますが、タッチに微妙なムラを感じましたノーノー

真ん中の1台。
弾いてみると、どの音も満遍なく綺麗に響き、音が温かい。楽器としての素性の良さを感じます。さらに良くなる予感がしましたYES!

右の1台。
音が鳴るのが、自分が思うタイミングより僅かに早い。柔らかい音はしますが、強打に向かないノーノー

真ん中の1台に決定祝

これから、生徒さんと一緒に成長して、ご家族の思い出をたくさんのせたピアノになって欲しいこの1台!
あとは到着を待つばかりですラッキー

余談ですが、今回の選定に登場した3台のピアノについて。
後でお話をお伺いしたところ、スタインウェイのテクニカルディレクターさんも、調律師さんも、僕も、3台のピアノ対する感じ方が、技術専門分野からの意見でそれぞれ表現は違っても中身は全く同じだったことが、興味深かったですひらめき